まむし指の直し方
2018/03/23
富士市の個人ピアノ教室
長谷川ピアノ教室の長谷川です
レッスンをしていたら、小学2年生の生徒さんの親指がまむし指になっているのを発見!
「これは大変!」
ということで、早速ゴムを使ってまむし指の矯正を始めました!
まむし指とは、親指の付け根が中に引っ込んでしまう弾き癖のことです。
なぜ、まむし指がよくないかと言うと、親指の付け根が中に引っ込んでしまうと
音を出すのにかなりの力が必要になり、音の粒が綺麗に揃わなくなってしまうから。
この癖は指の関節の弱い、幼いうちからピアノを始めた子に多く見られます。
矯正方法は、ゴムを使います。
ゴムで小さな輪っかを作り、親指を通します↑
ゴムでもう1つ大きな輪っかを作り、体にかけます↑
たったこれだけですが、親指の付け根が綺麗に外側に出ています☆
ゴムは市販のもので、7ミリ幅のものを使用していますが、もう少し太くてもいいと思います。
ゴムの長さと強度は、その子の体格・指の長さに合わせて調整します。
強度が弱すぎると意味がありませんし、かと言って強すぎると指に負担がかかってしまいます。
どの練習に使うのがいいかというと、ハノンやツェルニーの左手の練習などに使うのがオススメ!
目でしっかり指の形を確認しながら、練習します。
まむし指を放っておくと、音の粒が揃わないだけでなく、オクターブを弾く時に手が開かず、弾けない曲も出てきてしまうので、まむし指を見つけたらすぐに矯正するようにしています。
指の形は、とても大事。
気長に直していきましょうね^^
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